五百蔵容のフットボール/インタラクション/レジリエンス

<弊社の五百蔵容が制作・配信をしております>

★混沌と共に生きていく。方向性を失わず、暴力を引き剥がしながら。


「世界は混沌であること」が、誰もが合意せざるを得ない前提条件となった現代。そんな中、現代フットボールは、重要な概念~インタラクション(相互作用)とレジリエンス(復原力)をめぐる新思考を我々に示し、促しています。

その考察、議論を通じ、「秩序化」の暴力に依ること無く、混沌を支配するのではなく適応することで、個々の自由を可能な限り毀損せず、しかし「方向性」を持ちながら安定的に推移する文化、社会、政治というものを志向、構想できるのではないだろうか?

そんな観点から、フットボールの現在と未来のみならず、人類の過去と現代と未来を考えます。


【主なコンテンツ(予定)】


・月1~2回+突発配信(注目試合の実況分析、注目事象の分析など)


・カタールW杯期間(2022年11月~12月)は、大会中各試合の実況分析コンテンツ増量予定!


★フットボール定点観測
フットボール/インタラクション/レジリエンス、というテーマに沿って、現代サッカーの主要な動向を追い、考える。試合分析、観戦同時分析も含む。


★Japan’s Wayの興亡
日本サッカーの動向を定点観測しながら、その独自性、目指すところの現状を分析し、是非を検討していく。インタラクションとレジリエンスを高いレベルで融合する方向に向かう世界のフットボールとの共通性、相違点、将来的な接続の可能性などを折々の動向に応じ考える。


★戦争・ゲーム・フットボール
インタラクションとレジリエンスの融合、獲得が「混沌」を乗り切る手段として選択・志向されてきた思考と実装の領域がある。

「軍事(戦争)」と、その構造を抽象化しシミュレーション可能な形にブレイクダウンした「ゲーム」である。「軍事(戦争)」「ゲーム」の歴史や、注目すべき事象・トピック・作品を取り上げながら、そこに秘められた知の営為を抽出しつつ、「混沌に適応しつつ、社会が方向性を持って動きうるのではないか」というテーマを巡る思考を深めていく。


★「物語」時評
〜ソーシャル・インタラクション、ソーシャル・レジリエンスとしての物語論

ここでいう「物語」とは、「マスターナラティブ」論に象徴される、20世紀後半から21世紀最初の10年に主流だった歴史の終焉的、または社会システム論的、もろもろの懐疑的な「物語論」における「物語」とは異なるものをイメージしている。

20世紀末以降のそういった議論を経た現代では、「物語」はその古典的な機能を新たな状況の中で新たな形で復原し、様々な可能性を生み出していると思われる。

そういった観点から、エンターテインメントや、エンターテインメントとアートの領域を自在に横断・融合し、人々をエンパワーメントする希望を期待され具体的に書かれる作品としての様々な「物語」について考えていく。


★制作実況

五百蔵の著作などの制作実況。
作業内容や参照している資料、考えているテーマなどをめぐる雑談。